価値の話
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すっかり書いた気になってたけど、書いていなかったようなのでまとめてみます。
価値の話。
大学卒業間際に、友達がカメラをくれたんです。
フィルム式の古いやつ。たしかミノルタ製。もう要らないからっていうんでくれたんです。
これはいいものをもらったぞと。いい味あるんで、これ売っちゃえば大金持ちだ!と。
それから10年ぐらいたってかな?断捨離してた時に、重過ぎる腰をようやく上げて、お金持ちモードでカメラ屋さんに持ってったんですね。かたじけない!こいつで私をお金持ちにしてください!と。
が、店員さんの様子がおかしい。は?なにこれ?フィルム式でしょ?デジカメのご時世誰がこんなん買うと思う?こんなん二束三文にもならんし、みたいな。
で、結局ノーマネーでフィニッシュでした。なんなら交通費かかったから、むしろマイナスみたいな。
でも、得てしてそういうもんなんですよね。価値あるからと思い込んで取っといて、いざ売りに出したら全然価値ないじゃんみたいな。
で、それを10年近くいつか売りにいこう!いつかいこう!と思って、どこか頭の片隅に常にそのことがある。ストレス。さっさと捨てたらよかったわ。
そもそも、カメラ好きの友達がいらないからあげるって時点で気付けよって話だよなって、これを書いている今の時点で気づいた。カメラの知識が皆無の私が勝手に価値があると思い込んでいたわけだ。
思い込みって怖いな。そんな話でした。
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