ミニマリストになったら、なんだかんだあって、移住、就農してた(仮)

最近はミニマリストというよりかは、シンプルに丁寧に生きたいおじさん。あと、最近移住、就農した。

食べログと私


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その昔住んでいた街に食べログの評価がやたらと高い店が当時2軒あった。

 

1つは雑誌とかにもバンバン出てるような有名店。何度か行ったことあるけど確かに美味。評価が高いのも納得できた。

 

ただ、問題なのがもう1つの店。その店は行きつけの飲み屋で、めちゃくちゃ大好きな店だったのだけど、常連として言わせていただく。違うの、あの店は評価が高くちゃいけない。

 

だって、メニューに「SABA NO MIZUNI」って書いてあったんで頼んだら、目の前で缶詰開け出すんだよ?皿に移して、ネギ散らして「お待ち!」って出すの。いや確かにうまいけど!!

 

他にもカップラーメンってメニューもあって、頼むと某社のカップヌードルを取り出して、お湯入れてくれて、「お待ち!」って出してくれるの。確かに〆には間違い無いけど!!

 

お酒も基本濃いので、すぐにべろべろになってしまう。店行って翌日二日酔いじゃなかった日がなかったんじゃ無いか?

 

でも、ぶっちゃけ私にとっては「料理や酒」<<<<<<<<<「マスターや常連さん」な店だったんです。だから、私にとっては飯や酒がデタラメであっても、居心地は最高だったんです。飯とかは正直どうでもよかったんで。

 

それはどうやら常連さんも同じように感じていたようで、食べログよくよく見たら常連さんの二人ぐらいが高評価をつけてた。そして案の定料理よりマスターの人柄を褒めていた。

 

ある日、なんでそんな話になったか忘れたが、マスターに食べログの評価が高いことを教えた。

 

すると、「この街で俺の店が◯◯さん(もう一つの評価が高い店)と同じなの?ええ?ほんと?本当に?困るよー!困るよー!忙しくなっちゃうじゃん!」って、本当に困った感じで言っていた。

 

その時、期せずして評価されてしまうことの面倒さ、迷惑さみたいなことに気付かされたのだが、マスターは続けて、「そういえばよ、この前若いのが2人来たんだよ。すごく楽しみみたいなこと言ってたんだけど、すぐ帰ってったんだよな。あれ、そうだったのかな?たとしたら、悪いことしたな。」

 

いやいや、悪いのはマスターではない。てか、この話に悪い人なんて誰一人いない。