ミニマリストになったら、なんだかんだあって、移住、就農してた(仮)

最近はミニマリストというよりかは、シンプルに丁寧に生きたいおじさん。あと、最近移住、就農した。

RPG

移住する直前に歯がかけた。治療が終わるまで通うことが日にち的に出来なかったので、移住してすぐ、歯医者に行った。

 

行くにあたり、今まで通りネットで近隣の歯医者色々と調べてみた。見事に口コミはなかったのだが、行った歯医者は数件の高評価なレビューがあった。

 

で、行ったのだけど、中からかなりご高齢なおじいちゃん先生が出てきた。治療していただいたのだけど、申し訳ないが、正直なところ口コミにあった先生とは程遠い先生だった。

 

あれ?と思い、家に帰ってから、口コミを読み直したら、10年前のレビューだった。

 

こんなことが移住してから多い。ネットで調べても、近年の口コミがないか、あったとしても口コミがかなり古い。

 

越してから、友達とかもほぼいないので、そうなると足で稼ぐしかなかったりする。足で情報を稼ぐなんて久しくしてないからすごく戸惑ってはいる。

 

と、ここまでは春先に書いていた内容。この後はこの内容をふまえての今の心持ちを記す。

 

ともあれ、手段がそれしかないのだからしょうがない。それにやってみるとなんかRPGゲームをしているような気になる。そう考えると面白い。誰も倒さないRPG。基本登場人物に悪はいないので、平和にゲームを楽しんでいる。

 

足で稼いだ結果そうなるともうこの畑やれないからやる?みたいな話が出てきたりする。使わなくなった農機具どう?とかもある。そういえば、移住したのも、この地になんどか出向いて足で稼いだ情報を元に決意したんだった。

 

さてと、なんでこんなことを年始の挨拶などを軽く無視してまで書き出したか?

 

色々と動き回ってたら年末に畑の側に空き家が見つかりましてな。急遽引っ越すことになったんです。

 

荷物を自分で運んでみたり、今の家を出るにあたってやらなきゃいけないことがあるので、業者に連絡したり、(この辺りは落ち着いたら記事にしようかな?)、新居のリフォーム業者に連絡したりと、合間に畑に行って作業したり、知り合いの農家さんと立ち話したりと。

 

なんで、盆と正月と収穫時期が来たぐらいバタバタしてます。でも、ミニマリストで良かったです。これで荷物運ぶのに何往復もかけなきゃだったら耐えられなかったと思う。

 

にしてもね、ここまで書いて置いて、実は幼少期ゲームで苦手なのはRPGで、理由は紐解きがめんどくさいからだったというのは最後に記しておきたいと思う。そんな人でも今は楽しくやってます。

 

ではでは。

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬を読んで

田舎に越してきて、久々に東京に行った時、あれ?べっぴんさんが多いなあって感じた。暫し悩んでそこではたと気が付いた。あ、広告か。広告が多いんだと。

 

電車の中吊り広告はもちろん、ドアの目線付近に貼られた広告、電車を降りて、ホームに向いた立て看板、なんならホームにある自動販売機の横にもデカデカと広告が貼られてたりする。その広告に、結構な頻度でべっぴんさんが写っているので、べっぴんさんが多いと感じたんじゃないかと。そんなことを若林正恭著「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んでいて思い出した。そうなの、広告多いの。

 

 

ついでに、本からは外れるけど、久々に東京に行って感じたことをもう一つ。

 

行ったその時、割とゆったり目のヒップホップを好んで聴いていた。大体BPM90〜100ぐらいのやつを聴いていた。

 

なんで都内の電車の中でも聴いていたのだけど、乗り換えしようと電車降りて歩いてたんだけどなんかしっかりこない。なんでだろう?

 

そこではたと気づいた。周りの人の歩くスピードが早い。そこに自然と自分も合わせてしまっていたんで、速度と音がなんか合わなかった。

 

試しにBPM130ぐらいの曲に変えてみたら、まあしっくりきた。なるほど、無意識のうちに常にいろいろとスピードアップしてたのかな。どおりで疲れてってことか?やっぱ移住してよかったんだなってしみじみ感じた。

 

イラついた話を少々。

先日、散髪に行った。そこでイラッとした話を自分の溜飲を下げる為にも書いてみる。

 

初めて行った美容院で、最初は今後の髪型のこととかざっくばらんに話していたのだが、その話が一通り終わると担当してくれた美容師、私の職を聞いてきた。

 

そこで自分が農家であることを明かすと、美容師「うちも親、農家なんですよねー」的なことを言ってきた。その言葉に心を許そうとした瞬間、そいつ親の使っている作物のことを幼稚園からずっと食べさせられているので、におい嗅いだだけで気持ち悪くなるなどと言い出した。

 

え?農家にそんなこという?と呆気に取られていると、私の作っている作物を聞いてきた。今思えばやめておけばよかったのだが、うっかり答えてしまったら、「それもいっぱい食べ続ければ、気持ち悪くなるんですかね?」なんて言われる始末。

 

その瞬間、頑張ってオープンにしてた心の扉も一気に閉めて、話しかけられているのに狸寝入りを決め込み、必要最低限しなくてはいけない会話も手短に対応して、そそくさと出てきましたとさ。

 

すいませんね。その店の口コミにでも書けよって話だとは思うんです。でも、別に店の評判を下げたいわけじゃないんで。単に私の溜飲さえ下げられたらそれでいいんで。なんでこちらに書きました。

 

なんか、すいませんね。クリスマスにこんな文を書いちまって。申し訳ございませんでした。

酒は悪い

この前、電車に乗ったら、目の前のおじさんが第3のビールを飲んでたんです。で、おつまみとしてパックに詰められたロースハムを食べてた。別になにを肴に酒飲んでもいいのだけど、withコロナなこのご時世、その辺を触った手でパックからハムをつまんで、マスクを下げて、パクリ、そこに第3のビールをグビーとやっている。ま、そんな光景をこのご時世に目にしましたよと言う報告でした。

 

その昔、酒に飲まれたアイドルさんが不祥事を犯してしまった時があって、その時に数人の酒飲みのコメンテーターなりなんなりが酒は悪くないと酒を庇っていた。

 

その主張をしてた人の中に嫌いな人がいたので、そこから酒飲みだけど「酒は悪い」と思ってみるキャンペーンを個人的に行っているのだが、その方がしっくりとくる部分が大いにある。現に元アイドルの事件自体も酒がなければ、そもそも事件はなかった可能性は大いにあるわけだしね。振り返ってみれば我が人生、酒の失敗が多かった。酒なんかなけりゃあ、そんな失敗はしてこなかったわけだ。

 

そんな一人マインドコントロールの結果、付き合い方も若干変わりつつある。昔はいつ何時、こんな世、飲まなやってられないと言った心持ちだったのだけど、別に飲まなくてもいっかといった感じになってきている。結局飲んでしまうと、酒に負けてタガが外れてしまうからいっそのこと飲まなくていいか?みたいな。そんな心持ちになってきている。

 

ふと気になったので、話の本筋からズレるが、そもそも酒飲みの思考に多くある酒量が多いとカッコいいみたいなのってなんなんだろう?よく聞かない?「あいつは大酒飲みだもんな」だとか「あいつは酒いくら飲んでも平気だもんな」みたいなの。この例文を耳にする時はちょっと発言者に羨望みたいなのを感じることが個人的に多い気がする。

 

と、ここでちょっと前の例文、「酒」を「コーラ」に変えてみる。「あいつは大コーラ飲みだもんな」「あいつはコーラいくら飲んでも平気だもんな」なんのこっちゃといった文章に成り下がってしまった。今度は「お茶」に変えてみる。「あいつは大お茶飲みだもんな」「あいつはお茶いくら飲んでも平気だもんな」偏差値の暴落の仕方えぐい。

 

この通り、例文として、機能しなくなると言う事は、モノを多い飲めること自体は別段カッコいいということではなく、やっぱお酒だけが特殊で多く飲めるとカッコいいと言う事になりますよね?

 

だとすると、500mlの水が大体150円で、ビールは約300円だと考えて、酒を多く飲み続けることは単純にコスパが悪いとなってしまう。そう安くないビールを飲み続けるわけだからな。燃費悪い。ランボルギーニかと。

 

ん?ランボルギーニだと?ちょっと待った。困った。そうなるとカッコ良くなってしまう。自分が乗っている車が何か毎回妻に確認しないと分からないぐらい車に興味、関心がない私であっても流石にランボルギーニがカッコいい車とされていることぐらい耳にした事はある。

 

しまった。燃費が悪い事で悪い酒を懲らしめてやろうと筆を走らせていたけど、返し刀で切られてしまった。

 

ま、ここでタネを明かすと早く起き過ぎてしまったので、ブログでも書くかとなった。そこで酒の悪口でもと思って、思いつくままに書き殴っていたら、話をまとめることができずに、残念なことにこの有様というわけだ。まあこちらとしては、時間潰せただから、私としては大成功なんだけどね。

 

というわけで、最後に立川談志の酒に関する名言を書いて下げさせていただく。ああだこうだ書いてきましたが、結局こういう事なんだと思う。

 

「酒が人間をダメにするんじゃない。人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ。」

その手にはのらない。

よし!ちょっと愚痴を書く!!

 

前にSNSに面識のない人からDMが届いた。私のミニマル道に賛同したみたいなことが書いてあり、「あらま。恐縮です。」といった心持ちでいたのだが、読み進めてみてガッカリ。

 

後半、そこには「そんなあなたにこんな仕事あるけどどう?」みたいなことが書かれていたのだけど、読むからに、マルチ感が漂っており、お世辞にも胡散臭くないよ!なんて言えるようなものではなかった。その後やり取りしてないので、これを回り回って読んだ本人からしたら、「ふざけるな!そんなことない!」なんて仰られるかもしれない。だとしたら、「あら、そうでしたか、それはすまない」とは、ほんのちょっとだけ思うかもしれないのだけど、でも、やっぱり今一度送られてきた文章を読んでみた上で、受け手の私がそう思ってしまうような内容だったんだから、こっちの感情も尊重してと欲しいと思う。

 

さて、言い訳をまどろっこしく書いてしまっているが、ここからが愚痴。

 

ブログのタイトルにもある通り、私は今年から移住をして就農した。要するに「地方で農家として、飯食ってきたい」と思っているおじさんなわけだ。そんなおじさんに向かって「楽して儲かる方法教えます!」って誘い文句は響くと思う?こちとら農家になるために、前職を辞め、都会を捨て、縁もゆかりもない田舎に引っ越してきた。そうやって日々農業を営んでいるわけ。その辺りは誘うなら察して欲しいとちょっと思うわけです。

 

というわけで、当方、今は農業が楽し過ぎるんで、楽して儲かる方法とかは間に合っております。あと、私にとっての一流の人脈は、周りの先輩農家さんだと今は思っているので、そういうのも間に合ってます。もしかしたら、もうちょっと軌道に乗ったら顧客が欲しい!ってなるかもなので、その時はよろしくお願い…いや、自分の頭使って、なんとかするんで、やっぱ大丈夫でーす。かしこ。

肩書きが邪魔になってきた。

それにしても、だいぶ心境が変化している。

 

前はいかにミニマルにするかみたいなことを考えていた。

 

例えば、完全食だけを食べ続けるみたいな生活に憧れていた。今にして思うと鼻息が荒かった。目が血走っていた。そんなこともあり、自分のミニマル道みたいなものを声高らかに主張していきたいみたいなところがあった。

 

それが、いつの日からか、熱も冷め、呼吸も落ち着き、目の充血もとれた。完全食とかどうでもよくなり、別に食べたければ唐揚げでもラーメンでもポテトチップでも食べてもいいかみたいなモードになっている。当然、ミニマル道とかを語る気力もなく、なんかなーってなっている。

 

そうなるとじゃあ何か書くか?

 

というわけで、干した柿が綺麗とか、焼き芋がうまいとか秋が綺麗とかいかに肩の力を抜いて生活を楽しんでますっていうことでも書いてはどうだろうということになり、このところのエントリーとなった次第。

 

こんな感じならやってけるかな?なんて思ってはいるのだけど、そうなると肩書きですよね。

 

自分で名乗っていてあれなのだけど、ミニマリストとしてどうだ、シンプリストとしてどうだ、みたいなことを書かないのにその肩書きを使うのってなんかおかしくないか?なんて悩んでみたり。

 

とは言え、どうだろう?見ず知らずのおじさんが秋が綺麗って泣いたみたいな駄文を果たして誰が読むのだろうか?という思いもあり、うーん。まあ、急ぎどうにかしなきゃいけないことでもないので、その辺りはそのうち考えることにします。

秋の花粉症

たまに厚切りジェイソン氏が何かの番組で「アメリカにも四季あるよ」って言ってたことをよく思い出すことがある。どんな話の流れだったかは失念してしまったのだけど、日本がいかに素晴らしいかみたいな話になると必ず「日本には春夏秋冬があって〜」みたいに言われる的な感じだったと思う。

 

移住して、今まで生きてきた中で四季を一番体感しているのではないかと思うことがある。冬はまだ経験してないのだけど、そんな気がする。理由は単純で外にいる時間が圧倒的に増えたから。外にいれば嫌でも五感フルで感じざるを得ない。まあ、単純な話、農作物見れば四季は感じる。芽が出て膨らんで花が咲いたらとやっているうちに季節はどんどん巡っていく。

 

先日長いこと電車に乗る機会があった。本を読んでいたのだけど、車窓から見える山々に目が止まった。紅葉シーズンで山がカラフル、秋特有の黄色みがかった日の光に照らされてなんとも言えない美しさを醸し出していた。美しいなあなんて、しばらくみていたけど、しだいにその風景がにじんできた。ぼんやりしてきた。ちょっと光でキラキラしたり、にじんだりもした。

 

いや、これはけして秋の美しさに涙腺が崩壊したとかではないのよ。花粉症だ。秋のなんかの花粉にやられただけのことです。あと冒頭の厚切りジェイソン氏の話の回収とか別にないです。