ミニマリストになったら、なんだかんだあって、移住、就農してた(仮)

最近はミニマリストというよりかは、シンプルに丁寧に生きたいおじさん。あと、最近移住、就農した。

世界は思っているよりもワンダー。


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なんかいるんです。駅前にいるんです。家の物件いかがですか?ってビラを撒いている某不動産会社のおそらく若手社員風な人が。

 

今のところ、家を買う気は全くないので大抵の素通りするんですが、まあしつこい。結構ですと言ってるのに数歩着いてきたり、妻と話しているのとか関係なく「どうっすか?」とビラ渡してきたり。

 

買う気がないのはちょっと置いといても、何千万もするもんを「どうっすか?」で売ってくる神経が全くもって理解出来ない。人様の人生をなんだと思っているんだと。そんな気持ちが湧いてきて、イライラしてきてしまう。なので、その会社の人たちが目に入ると、一人の時は当然、妻と歩いている時でも二人で歩き方のフォーメーションを変えてまで避けている。

 

それを知ってか知らずか、奴らは今年の春頃は一人だったのが、二人に増え、三人に増え、ある時なんてん?あそこに三人が徒党を組んでるなあと油断していると手前で「どうっすかー?」と。まさかのトラップ。敵は手強い。どんどんスキルアップしている。

 

てかですね。そもそもの疑問として、買うやつなんているのか?どう?買う?あなた買う?例えば居酒屋やマッサージ屋さんなど、あとコンタクトレンズか?そういったところがビラを配って客を引いていているのはわかる。が、家だよ?道端で「なんだって!こんないい家が!この辺に?買う!買わずにいられるか!」ってなる?そんな奴いる?このインターネット社会で、ネットとかで調べずに道端でたまたま見つけた家買うやつがいるのか?いやネット社会じゃなくても不動産屋に行って調べたりしないのか?

 

まあ、そもそも彼らもそこを狙ってるかはわからないけどね。ビラ配って、足止めてらアンケート書いてもらって、仕入れた個人情報を元にじっくりじっくり寝首を掻こうとしているのかもしれない。まあ、おそらくそっちでしょう。にしてもだ、暑い夏、寒い冬にもかかわらずビラを配り続けられる会社への忠誠心には敬服するしかない。私には無理。出来ない。

 

ただ、やっぱしつこいから嫌い。あとそういうことを指示しちゃう会社大嫌い。条例とかでなんとかならんかと思う。法整備何とかして欲しい。あれがいい良くて、客引きがNGな理由がよく分からない。

 

閑話休題

 

先日、道を歩いていると「俺本気だからね?買っちゃうから!マジだよ!」との大声が聞こえた。声の方を見るとチャラおじさんがビラ配りの社員を連れて歩いていた。どうやらおじさんは彼らのビラに書かれた土地を見て気に入ったら購入すると興奮気味に豪語しているようだった。

 

なんと!なんたることだ!いたのだ!存在したのだ。ビラ見て買うやつが!なんと!彼らの頑張りは無駄ではなかったのだ!暑い日も寒い日も毎日駅前に立ち、「どうっすかー?どうっすかー?」の掛け声とともにビラを配っては、たまにアンケート。幾度の昼を、夜を越え、時には泣きたい夜もあっただろう。俺、こんなことするために社会人になったわけじゃないのになと。酒に暴れた日もあっただろう。そんな日を乗り越え、なんと契約することができたのだ。契約に取り付けた!そしてそんな瞬間に私は立ち会ってしまったのだ。(実際に契約したかどうかは知りませんが)

 

ただ、そうなってしまうとだ、こちらとしては正直立場がないわけで。誰が買うんだ?と思い続けて早半年以上。邪魔だ、邪魔だ、と呪詛の言葉で罵り続けたのに。これは心を改めなければならない。報われる日もあるんだから。意味ないことなどないのだと。ただ、やっぱ迷惑だから、嫌い。

 

さて、ここまで書いて、今日知った事実。あの不動産屋のビラ配り。どうやらあれは社員でもなんでもなく、バイトなんだってさ。私の想定通り、その場で即決で買いますなんて人をそもそも狙っていなくて、アンケートに書いてもらった個人情報が欲しいらしい。そこから営業かけるそうな。なんとまさかの正解。そしてさらに契約なんてことになったら、アンケートを取ったバイトに結構破格のボーナスが出るとか出ないとか。そんな話をバイト経験者から聞いた。

 

なるほど、だから奴らは必死なのか。そして、若干失礼なのか。なるほどなるほどすごく腑に落ちた。教育凄えなぁと思ってたけど、別に会社の忠誠心でもなんでもなく、単純にお金でってことか。なるほどそういうことだったのか。

 

ただ、となると、先ほどの土地を買うと豪語していたチャラおじさんが引き連れていたのは社員ではなく、バイトということか。どうだろう?そのバイトの方々の気持ちはどうだったんだろう。マジか!マニュアル書いてねえやとかなってはいなかっただろうか。そもそも用意しているのか?もし買うと言い出したらなんていうマニュアルとか。なんとなく今にして思えば、おじさんに連れられたバイトさん心なしか焦っていたような。一緒になって高揚してただけかもしれないが。

 

にしても、道端のビラ見て、この家買う!って即決する人なんているのな。びっくりした。自分の想像以上のことが起こるのな。なんていうか世界は思っているよりもワンダーですね。

 

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