僕は勉強ができない
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最近味噌汁を作ることにハマっている。
きっかけは妻と味噌汁の出汁の取り方の話していたのだが、そこで妻、煮干しで出汁とっても、それをお味噌汁の具にしちゃってもいいのよね的な事を言った。それが私にしては寝耳に水だった。
親のエゴで中学から私立に行っていた私。その学校の方針で、家庭科、保健体育などいくつかの授業を受けた記憶が無かった。家庭科は小学生止まりだから、家事に関しての基本的知識があまり無い。
出汁の取り方も逃げ恥で伊豆から帰ってきたガッキーさんが鰹節で出汁を取るシーンを見て、あ、出汁ってこうやってとるのか!となり、続けてこいつはめんどくさいな…となった次第。
それが、水に煮干しを入れ、煮立てれば、出汁が取れるというのだ。そこになんか具材入れて、味噌を溶けば、味噌汁になるというのだ。こいつは、知らんかった…
物は試しということで、ある日スーパーでお菓子コーナーの小学生がママにおねだりする様に、乾物コーナーで煮干しを妻におねだりし、帰宅後、言われた通り、試しに作ってみた。
美味い。旨すぎた。長州力いうところの「食ってみろ。飛ぶぞ。」だったのだ。
水に煮干しを入れ数時間待ち、その状態で一度煮立てただけで、顆粒だしで作ったものを軽く凌駕してしまう。そして、煮干しもお味噌汁の具になる。こいつはもう願ったり叶ったりなのだ。
さらにインスタにも写真を上げた様に、私には土井義晴先生が付いている。
ミニマルおじさん on Instagram: “#購入 #読書 #土井義晴 #一菜一汁 #丁寧な暮らし #ていねいな暮らし #シンプルライフ #シンプリスト #ミニマリズム #ミニマリスト”
師曰く「お味噌汁の具はね、何入れたっていいんですね」なので、冷蔵庫に余っている野菜を放り込めば、それはもう立派なお味噌汁。しかも、近所のスーパーでそこまで値の張らない美味しい手作り味噌が売ってたりするのでさらに味噌汁を一段階上のご馳走に変えてしまう。ここまで来ると不味く作る方が難しいぐらいかもしれない。
ちなみに試しに作った味噌汁の写真を掲載してみる。
きゅうりはちょっと微妙だったが、それ以外は手前味噌ながら美味しかった。美味しいので、翌日も、翌々日もとなっている。まさか家庭科の楽しみをおじさんになってから知ることになるとは思わなかった。